はちみつは優れた総合栄養食品

蜂蜜には、良質なビタミンが含まれています。 ビタミンは微量で体の生理機能を調節し、代謝を円滑にする働きをしています。ですが、体内では合成されないため、食品として摂取しなければなりません。 またビタミンには「活性型」と「不活性型」があり、蜂蜜に含まれるビタミンは92%が活性型で、不活性型のビタミン剤を大量に服用するより効果が高いことがわかっています。 つまり、ビタミン剤を服用するよりも、蜂蜜を食べたほうが効果的だといえます。 さらに蜂蜜には、カルシウム、鉄をはじめとする27種類のミネラルと、 22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールやパロチンなど 150種類を越える成分が含まれた栄養豊かな食品です。

はちみつの嬉しい効果

●ダイエット
 蜂蜜の主成分は、ブドウ糖・果糖・オリゴ糖。
摂取されるとすぐに体内に吸収されて、血液によって身体の中に届けられ、すぐにエネルギーになり、カロリーは白砂糖と比べると約3分の2程度。蜂蜜は100gで294キロカロリーなのに対して、白砂糖は100gで384キロカロリー。甘味度合いを比較すると、白砂糖を100とすると蜂蜜は130で、蜂蜜の方が1.3倍甘さを感じやすいという結果に。

つまり蜂蜜は、エネルギーとして消費されやすく、善玉菌も増やし、かつカロリーが白砂糖より少なく、甘みが強いというメリットが。

まずは今使っているお 砂糖をはちみつに変えてみてみましょう。ミネラルやカルシウムなどの成分を直接体に取り入れるので、美容効果もかなり期待できます。

●美容効果
 "蜂蜜には、強力な保湿効果があるうえ、蜂蜜に含まれているビタミンB群はエネルギー代謝を良くしたり、肌荒れを整えたりする作用があります。

"なぜこんなに保湿に効果があるのかというと、蜂蜜は意外に水分量が低いということに理由があります。

実は、蜂蜜は小麦粉と同じくらい水分が少ない食べ物。
水分量が約20%で、空気中の湿度を吸い込む吸湿性があるうえ、肌の水分を逃がさず、空気中からも水分を肌へ集めることで、肌の保湿効果が高まります。

その強力な吸水性のほかに、美肌を作るビタミンB群やビタミンCなどが豊富に含まれているので、効果が出やすいのです。

アンチエイジングに効果的な抗酸化作用、ニキビやピーリングなどに効果的な殺菌作用、肌荒れなどに効果を発揮する消炎作用、お肌をしっとりさせる保湿作用など様々な効果があります。

ほかにも、虫歯予防や骨を丈夫にするカルシウム、貧血を防止して血色の良い肌を作る銅や鉄分が豊富です。

→例えば…
 リップバーム替わり、シャンプーに混ぜて艶髪、入用剤替わり、ピーリング作用のあるクレンジング、蜂蜜パック

●疲労回復
 蜂蜜の主成分はぶどう糖と果糖であり、構造が単純な単糖類なので、体内に入ると短時間で腸壁から吸収されて血管に入り込み、胃腸に負担も掛からず栄養分となります。

このような特徴から、身体が弱っていたり疲れが溜まっている時や、スポーツなどの運動後の肉体疲労などに対して、非常に効率良く 栄養を吸収することができ、急速に効果的な疲労回復が期待できます。

よくマラソン選手が走っている途中で飲まれているドリンクには、蜂蜜入りドリンクが多いそうです。激しい運動の中でも、球技や陸上競技されている方やお子さんが運動されているお母さん達には、ぜひ参考にしてください。

また普段、家の中で掃除、洗濯、料理と一日中家事と子育てで疲れているお母さんにも、蜂蜜がおすすめです。

寝る前にでもゆっくり自分の時間ができた時に、レモン果汁に蜂蜜を入れてお湯で注いだらすぐにできますよ。

一日の疲れを取るために、また温かいはちみつドリンクを飲んで、リラックス効果もあります。

ただ、砂糖より分解吸収されやすいとは言っても、糖分ですので摂りすぎには注意してください。

●整腸作用
 蜂蜜には整腸作用があることから、慢性的な便秘や下痢などといった症状の緩和や改善といった効能もあるとされています。

●高血圧予防
 蜂蜜にはミネラル類も豊富に含まれているのですが、その中でも特にカリウムが多く含有されており、高血圧の予防に効果的であるといわれています。

カリウムは「自然の降圧薬」などとも称され、余分な塩分を排出して、血圧を下げる効果があることがわかっています。

●咳止め
 子供が風邪を引いた時などに咳(せき)が頻繁に出たり、なかなか止まらないといったことがありますが、そういった際の咳止めとしても蜂蜜が有効で、アメリカの大学の研究チームが行った調査によると、小児用の市販薬よりもハチミツの方が効果的であったという結果も出ているらしいです。  

これは蜂蜜が持つ強い殺菌力が呼吸器系細菌の増殖を抑えるため、咳止めに有効に作用するといわれており、他にも痰の切れを良くしてくれるといった効能もあるそうです。
ただし、ごくわずかながら乳児ボツリヌス中毒の危険性があることから、1歳未満の乳児には与えないよう注意する必要があります。

●脳の活性化
 脳は一日の基礎代謝量の20%消費されるそうです。例えば1日1500キロカロリー摂取したうち、脳だけで300キロカロリーも消費するのです。

脳はブドウ糖しか吸収せず、いくら色んな物を摂取しても、ブドウ糖が含まれてなければ、うけつけないのです。80%が糖分でブドウ糖と果糖しか含まれてないはちみつが、脳にとって最高のエネルギー源なのです。

砂糖を使う変わりにはちみつを使う週間にしてみてはいかがですか?一番使いやすいのは、料理でも煮物には最適です。砂糖よりも少量で使っても、十分な甘さがあります。

●殺菌作用
 ハチミツに含まれる酵素が過酸化水素を発生させるため、強い殺菌作用を持つといわれていて、国立病院機構仙台医療センターでは、手術後の傷の処置にハチミツを使うという、通称「ハニー処置」といわれる方法を取ることもあるそうです。